【就活】WEB系職種とは?どんな種類がある?就職するためにやるべきことは?

就職活動

こんにちは。じゃっくです。
某広告系企業で採用担当やってます。

近年需要が高まりつつある「WEB系の仕事・職種」について、
経験や知識はないけど興味がある、就職先の選択肢にしたいという方向けにWEB系職種の基本をまとめてみました。

私は自社でWEB系職種の新卒採用の担当をしています。
(但し、実務としてWEB系職種を経験したことはありません・・・)
ですので、あくまでも新卒採用・就職活動という観点でのWEB系職種についての記事です。

個人的には就職活動において「職種研究」は重要だと思いますし、職種を理解できれば企業理解に繋がります。
★参考(過去の投稿):コロナ禍の就職活動~業界研究・企業研究編③~

就職先の選択肢になり得るかどうか?参考になれば幸いです。

WEB系職種とは

WEB系職種の役割と種類

WEB系の職種はWEBサイトの制作・運用に関わる職種です。

最近は、どの企業でもWEBサイトを持っており、商品の購入、サービスの申し込みなど生活インフラとして様々なWEBサイト・サービスがあります。

そういったWEBサイトを制作・運用するための仕事がWEB系の職種です。

WEBサイトは一人で制作、運営されている訳ではなく、役割分担があったり外部の会社に開発・運用などを委託している場合があります。

例えば自動車が開発・製造・販売されるには、
・車体(ボディ)のデザイン・空力などの開発と生産
・エンジンの開発と生産
・タイヤ、駆動系、ライト、内装、安全装置などの
・車体の組み立
・ディーラーでの販売営業
・宣伝広報
といった過程や役割分担がありますが、メーカー1社で、ましてや一人で担っている訳ではありません。

これはボールペンや缶ビールなどでも同様で、コンビニエンスストアやカフェなどの店舗運営なども一人では成り立ちません。

私たちが何気なく使っているWEBサイトも、多くのWEB系職種が関わっています。

WEB系職種の区分けは明確な定義がある訳ではなりませんが、一般的に就職や転職の募集要項などに用いられる4職種についてご紹介します。

WEBデザイナー

WEBサイトのデザインを行う仕事です。

会社によって若干定義や仕事の幅は違いますが、「Photoshop」や「Illustrator」などのデザインツールを利用したWEBサイトのデザイン業務が中心です。

デザイナーという響きはクリエイティブで独創的なセンスや発想が求められるイメージを持たれがちですが、「作品」ではなく「サービス」のデザインを考えるという点がポイントです。

つまり、デザイン性よりも「使いやすさ」「分かりやすさ」「親しみやすさ」などを考慮したデザインが求められるということです。メニューやロゴなどの配置やボタンなどのデザインについて、ユーザビリティを追求したデザインを構築する必要があります。UI・UXなどと呼ばれることも多く、単にスキルだけではないデザインの知識が求められます。

また、会社によっては下記に記載する「WEBエンジニア」の範疇業務を担うWEBデザイナーもありますし、エンジニアと共同で作業をすることや開発会社とのやりとりが発生することも多いため、HTMLやCSS、JavaScriptなどのプログラミングスキルも必要になるケースがあります。

新卒でWEBデザイナーを募集する会社は、少なくとも上記について多少は経験のある学生が採用ターゲットになります。具体的には以下の3パターンだと思います。

美術系、情報系学部などでWEBデザインやプログラミングなどを専門的に学んでいる
②WEB系の会社の長期インターンやアルバイトなどで実務的にWEBデザインを学んでいる
③上記のいずれにも該当しないが、独学で学び、サイト制作などを行っている

②③については一般文系の3年生の方であれば、これから経験を積めば十分に間に合います。
プログラミングスクールなどもありますし、未経験でWEBデザインを任せてくれるスタートアップ企業の長期インターンなどもありますので、探してみてはいかがでしょうか?

WEBエンジニア

WEBエンジニアはWEBサイトやWEBアプリの機能開発や設計などを行う職種です。また、開発して終わりではなく保守運用も行います。

WEBエンジニアはさらにフロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアに分類されることが多いです。

上述したWEBデザイナーに近いのはフロントエンジニアで、HTMLやCSS、JavaScriptなどのプログラミング言語を使ってサイトの目に見える部分を構築します。
スキル面ではバックエンドエンジニアよりも習得しやすいポジションであるため、新卒採用ではまずフロントエンジニアから経験するようなケースも多いと思います。別名コーダーとも呼ばれます(HTMLやCSSでサイトを構築することをコーディングと言うためです)

バックエンドエンジニアはデータベースやサーバー管理など、サイトの目に見えないインフラ部分の構築を行います。専門的に学ぶ必要がある領域であるため、個人や趣味の範囲でのスキル習得はハードルが高いかもしれません。

情報系の学部などの専門領域を学んでいる方以外は、まずはフロントエンジニアをイメージすると良いでしょう。

WEBディレクター

WEBディレクターは、WEBサイトやコンテンツなどの企画開発のディレクション業務です。

サイト全体の企画開発を担当することもあれば、サイト内のコンテンツ企画の担当(例えば、Yahoo!JAPAN>天気・災害メニュー>全国の天気企画の担当など)である場合もあります。

ディレクションとは監督・指揮などの意味がありますが、TV番組のディレクターなどをイメージすると良いでしょう。自ら出演したり、脚本を作成したり、カメラを回したり、セットを制作することはありませんが、出演者を選んで指示を出したり、構成作家の台本を修正依頼したり、カメラマンや大道具さんを指揮したりします。

WEBディレクターも同様で、社内の企画戦略部門などとの調整や、WEBデザイナーやフロントエンジニアや外部の開発会社やライターなどを取りまとめを行います。予算管理やプロモーション・マーケティングンに関わることもあります。
※WEBディレクターの職域はその会社や事業によって異なりますので、説明会や面接などで良くヒアリングしておきましょう

実際に作業をすることは少ないかもしれませんが、WEBデザインやコーディング(HTML/CSS/JavaScriptなど)など、WEBサイト全般の知識は必要になります。

新卒ではややハードルが高いように思えるかもしれませんが、新卒から活躍することも大いに可能だと思います。特に「WEBサイト・WEBサービス」に『興味関心が高い』『扱ってみたい』『こんなサイトを作りたい』といった思いを持っている方は向いていると思います。

自身がユーザーや顧客としてWEBサイトを利用する立場であることが多いと思いますので、そのユーザーの視点はサイト企画やコンテンツ企画にとって大事です。
※先ほどTV番組ディレクターの例を出しましたが、難関と言われるTV局に入社してディレクターやプロデューサーになる方はTVが大好きで「こんな番組を作りたい」「この番組に関わりたい」という思いが強い方ばかりだと思います

WEBサイトやコンテンツの企画に関わりたいと思う方は目指してみてはいかがでしょうか?

WEBマーケター

WEBマーケターはWEBサイトのマーケティングを実施する仕事です。
(デジタルマーケティング等と呼ばれることもあります)

一般的なマーケティングは「モノやサービスが売れる仕組み・仕掛け」を作ることです。
これをWEBサイトに置き換えると、例えばAmazonのようなECサイトでいかに「商品を購入してもらうか?」という仕組み・仕掛けを考案・実施する仕事です。

言葉で表現するのは簡単ですが、以下のような施策について考える必要があります。

・楽天ではなくAmazonのサイトを選んでもらうには(広告施策、SEO施策、キャンペーン施策など)
・目当ての商品を探しやすくするには、魅力的に感じさせるには(検索性、UI・UXなど)
・商品以外のモノやその人にあった商品に行き着くには(レコメンド機能など)

また、WEBマーケティングの場合は、既存のサイトのパフォーマンスを定量的なデータで分析するアプローチが必要になります。
決して思い付きで機能改善や企画を検討する訳ではなく、サイトデータ分析を根拠にした施策検討が必要になります。また、目に見えないサイト機能改善を行ったり、地味なメールDMやSNSの配信を毎日行ったりするような泥臭い側面もあります。
一方で、自身のWEBマーケティング施策によって、ユーザー数、クリック数、サイトの売上などの数字を動かすことが出来る仕事でもあります。

データ分析に興味経験がある方、明確な数字目標などをやりがいにできるような方には向いているかもしれません。

どんな人に向いている?新卒で就職できる?

いくつかWEB系職種に共通の適性について考えてみました。

WEBサイトやアプリに興味関心がある

デザイナーでもマーケターでも扱う・動かす対象はWEBサイトやアプリです。
少なくともそういったWEBサイトの仕組みなどに興味関心があった方が良いと思います(逆に興味がない人にとっては苦痛でしょう・・・)。

数字やデータを分析したり動かすことにやりがいを感じる

WEBサイトやアプリの評価は数字で決まります。ダウンロード数、ユーザー数、クリック数、申し込み数、購入数などの数字を改善・向上することが常に求められます。

テクノロジーやデータを扱うことに抵抗がない

WEBサイトを扱う上で、データやテクノロジー(プログラミングや解析ツール等)は欠かせません。
現状で完璧なスキルを持っている必要はありませんが、アレルギーがある方は難しいかもしれません。

コミュニケーション力・調整力・推進力などがある

WEB系職種は一人で完結する仕事ではありません。同じWEB系職種、社内のシステムエンジニア、広報部門や企画部門、社外の開発会社・デザイン会社・ライター・広告代理店などと調整やコミュニケーションが必要になります。

新卒採用の場合は、未経験でも採用される可能性はあります。
但し、企業によってはプログラミング経験必須、情報系専攻対象、デザイン系専攻対象など、学部属性によってターゲットが決まっているケースもあります。
但し文系の学生であっても、独学(プログラミングスクールや個人ブログ・SNS等)やアルバイト、長期インターンシップ経験等で、WEBデザインやWEBマーケティングを経験している方もいます。そういった経験はプラスになるでしょう。

就職活動前にやっておくべきこと

現時点で経験・知識がなかったとしても、
WEB系職種に興味があれば以下のような行動を始めてみてはいかがでしょうか?

個人ブログやSNSでマーケティングをやってみる
プログラミングスクール等でコーディングを学ぶ
未経験でも応募できるWEBマーケティングやWEBデザインのアルバイト・長期インターンに応募する

就職を考える上ではプラスの経験になりますし、そもそもWEBデザインやマーケティングの仕事にやりがいや楽しさを見出せるかも体感できると思います。

興味のある方は「やってみること」から始めましょう!

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