【新社会人】新入社員に知っておいて欲しいお金の話①

新社会人向け

この4月に新社会人になった方も多いと思いますが、初任給の使い方や今後のお金の管理について考えている方はもいるでしょうか?

自慢ではありませんが、私は新入社員として入社して2年間は貯金が「プラスマイナスゼロ」という状態でした・・・。
今年新社会人になる方には、私のようになって欲しくないという思いを込めて、私の失敗談を中心に投稿します。

私が新入社員時代にお金が貯まらなかった理由

今思い返せばかなり問題だらけで、マネーリテラシーの低さが情けない限りです。

固定費(家賃)が分不相応に高かった

入社当時の私は一人暮らしだったのですが、大学~大学院時代から一人暮らし7年目に入っていました。その間、神戸の大学で4年間、東京の大学院で2年間を過ごしています。大学院生時代には荒川区の1Kマンションに住んでいましたが、家賃は約70,000円だったと記憶しています。

当時住んでいたマンションが学生専用だったため、本社に通いやすい沿線に引っ越すことになりました。

一人暮らしの2回目の引っ越しであること、これから社会人になるということもあって、「当時住んでいたマンションよりも良い部屋に引っ越したい」という思いで部屋探しをしました。

結果、契約したマンションは月の家賃(共益費込み)は84,000円バイクの駐輪代5,000円で、計89,000円というマンションでした。部屋は8畳ほどの1Kで、しかも新築。趣味のバイクの駐輪も出来て申し分ない条件の部屋でした。

家賃の金額を除いては・・・

当時の手取りは19万円~22万円前後(残業代によって変動)。家賃に光熱費や通信費を加えると月に11~12万円は固定費で無くなります

東京は家賃相場は高い街ですが、それにしても分相応な部屋に住むべきでした。仮に5,000円安い部屋に住めれば1年で6万円は貯蓄に回せたはずです。

入社前の散財と準備不足

大学院生活の修士論文提出後は、残り僅かな学生生活を満喫しようと遊びまくり・飲みまくりました(笑)

・卒業旅行として海外旅行2ヶ所(サイパンにスキューバダイビングツアー&トルコ旅行)
・同じく国内旅行1ヶ所
・2泊3日のツーリング一人旅
・友人や研究室の仲間ととにかく飲み会

それ自体は今でも後悔はありませんし、本当に楽しい思い出になりました。

但し、入社前に必要な物を考えて揃えた上でやるべきでした。
いざ入社してみると、就活用のリクルートスーツ2着だと着回しができず足りませんシャツやネクタイ、革靴も同様でした。TPOに合わせてリクルートスーツは卒業しないといけないですし、冬にはコートも欲しくなりますし、デスク周りにも物を揃えたくなります。

当然、都度都度購入する訳ですが、4月の初任給支給前に慌ててスーツ2着を購入したのは苦い記憶として残っています。

社会人になると収入は入りますが、一定の支出も伴います。それが頭に入っていませんでした。

生命保険契約

これは「新社会人あるある」なのですが、社会人になるとどこからともなく保険契約を持ちかけられるのは本当です。

私も生命保険の営業マンであるとある先輩から話を聞き、保険契約をしました。
※ちなみに、保険商品そのものは如何わしいものではなく、有名企業の保険契約です。

特に強引な勧誘をされた訳ではなかったのですが、金融リテラシーが無いに等しい当時の私にとっては、魅力的で必要な契約のように思えました。※ちなみに今でもその契約は一部継続しており、その先輩と関係が崩れたりもしていません

当時契約したのは以下の商品でした。

①投資機能付きの変額型終身生命保険月12,500円
②掛け捨ての医療保険月5,000円

家族がいるならまだしも当時独身の私にとっては必要性が低い保険でした。
今はFPの勉強をしているため分かるのですが、いざというときは公的医療保険制度で補える部分もあります(※公的医療保険については以前の投稿を参照ください:【資格試験本日の学び①:#FP3級 #健康保険】)

なお、流石に出費がキツイと気が付いて医療保険の方は途中で月2,500円に減額しています。
それでも年間に19万円以上の支出となります(①の保険は積立運用になっているので、正確には支出ではなく貯金に近い性質にはなりますが)。それでも新入社員の年収にしてみれば、少なくない負担です。

ちなみに今は結婚して子供も二人いますので、当時の状況とは少し違います。
以前、FPの方に保険契約を見てもらいましたが、①の保険については良い商品だと言われました(※実際、現状でも5%以上の運用実績が出ています)。

保険商品すべてが不要という訳ではなく、収入・年齢・家族構成・目的などを考慮した上で判断した方が良いということです(但し、20代前半の新入社員にはそれが判断できないケースが多いということが問題だと思いますが)。

交際費/生活費などの支出管理不足

本題とは違いますが、当時の私は東京-京都の遠距離恋愛をしていました。当時のパートナーと会う頻度は月に1回程度でしたが、どちらで会うにしてもそれなりの交通費がかかりますし、都度折版していました。
また、せっかく長距離移動して会うならということで、別の場所に旅行にしてしまうことも多かったです。月に1回なので遊びも食事もケチケチしたくありませんでした。当時の私はそれを言い訳にして出費が多いのは仕方ないと開き直っていました。
※今思うと仮に遠距離恋愛でなかった場合、会う頻度はもっと増えている訳で、1回の出費は少なくなったとしても回数は多くなります。結果的にはあまり変わらないようにも思えます。

さて、冒頭で、2年間は貯金が「プラスマイナスゼロ」ということを記載しましたが、これに気づいたのが2年目です。つまり、それまでは毎月の支出がプラスなのかマイナスなのかを把握できていませんでした。

当時の私の銀行口座です↓

銀行口座①:緑色のメガバンクのメイン口座(給与振り込みや家賃・光熱費・生活費を支出
銀行口座②:会社で作った経費精算用口座。①と同じメガバンク(立て替えた交通費などの振り込み・クレジットカード引き落とし
ゆうちょ銀行口座:一応、貯蓄用の口座(幼少期に親が開設してお年玉などを貯め続けた口座)

②口座は会社都合で作ったもので、同時にクレジットカードも無料で作れました。社会人としてカードの1枚ぐらいは必要なのでそれ自体は良かったのです。
しかし、結果として支出もバラバラで管理できず、カードの引き落とし金額が足りずに他の口座から振り込んだりしていました。

このあたりは手続きを変えるだけでもう少し「見える化」して計算できていたはずでした。

貯蓄のための知識不足・工夫不足

銀行口座に預けるという行為は一見すると貯蓄しているように見えますが、いつでも「引き出せる」という点に問題があります。

コンビニのATMでいつでも引き出せるということは便利ではあるものの、そこにいつでもお金がある状態です。手元にお金が無ければ手軽に引き出して使ってしまうことができます。
※その「引き出す」という行為にすら手数料がかかる場合があります(コンビニATMや時間外引き出しなど)。

3年目になって財形貯蓄という制度があることを知り「月5,000円」を財形貯蓄で積み立て始めました。

★財形貯蓄とは
毎月の給与から一定金額が自動で天引きされて別口座に積み立てる制度。一般の銀行口座のように引き出すことが出来ず、お金を引き出したり解約する際には申請手続きなどが必要です。
強制的に別口座に貯蓄され、引き出しが手軽にできないため確実に貯蓄できます

また、光熱費、通信費なども銀行引き落としまたはコンビニで支払ったりしていました。
これもクレジットカード払いに変えていれば、毎月ポイントを貯められていたかもしれません。

そもそも当時の私はクレジットカードにポイントが付いていて、ポイントで換金したり商品を変えたりするという認識すらありませんでした。カードの支払いは翌月払いになるので、借金のような感覚で、カードは極力使い過ぎない方が良いという感覚でいました。

最後に

今となってはすべての項目が「そんなことも知らないの?何故出来ないの?」という感じです。

「知らないこと」「知ろうとしないこと」は、自分を不利に追い込みます

どうも日本人には「お金や投資のことを学ぶこと(人)」に対して良い感情を抱かないケースが多いように感じます。当時の私もお金の管理になんて勉強や知識を付ける必要なんてなく、普通に貯金して普通に稼いで普通に生活していれば問題ないと考えていました。
「学問や仕事、資格の勉強と違うんだから知識を付ける必要がない」と決めつけていましたし、「お金のことを考えすぎるなんて卑しい」とさえ感じていました。

若いうちは貯蓄せずに、どんどん使って遊ぶ、自己投資として様々な経験するためにお金を使うという意見はあります。それも一理あると思いますし、節約を第一目的にして趣味も生活も限界まで制限するというのも考え物です。

但し、最低限の知識を持ち・状況把握をすることは大切です。その上で、以下の点を実践しましょう。

①月の手取り収入がいくらか
②固定費には何がありいくら掛かっているか・必要か・見直せないか・給与に対して妥当か
(家賃・光熱費・通信費・保険・サブスクや趣味行動で毎月必ず支払っている費用)
③月に1~2万円の貯蓄を作る仕組み・工夫を
(定期積立や財形貯蓄を活用。出来ないなら月5000円からでも良いです。)

貯蓄に関しては特に目的は無くてよいです。老後や将来の結婚や家を買うとか、そういったことは考えなくても良いです(結果的にそれに使っても構いませんが)。
また、投資や運用はもう少し先の話で良いと思います。まとまった金額が貯まり、家や、車などを持つようになると貯蓄と資産を意識するようになってきます。

私も投資を始めたのは最近です。そして、もっと早くお金について勉強しておくべきだったと後悔しています。
是非、新社会人の皆さんには金融リテラシーを身に着けていって欲しいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました