今回はFP3級の学びアウトプットですが、「株式投資」についてです。
試験のポイントに加え、私もここ3ヶ月株式投資を実施していますので、それも踏まえて書いてみます。
株式投資
そもそも株式とは
株式というのは「会社のオーナーになる権利」であり、株を買うというのはその会社のオーナーになるということですね。『会社は株主のモノ』という言葉を聞いたことはないでしょうか?
会社法上、株式会社における重要な決定事項について最も大きな権限を持っているのは株主と規定されています。つまり会社の社長よりも権限が大きい訳ですね。
株式の特徴
株式は、資金調達を目的として発行されます。その資金を使って事業を行い、利益を配当金などを通じて株主に還元する仕組みです。日本企業の場合は、大半が1年に1回株主総会を行い、その際に企業の決算や配当金が決定します。
FP試験としては株主の権利を知っておくべきだそうです。
①経営参加権:株主総会に出席して、議決権を行使できます(役員の選任など)
②剰余金配当請求権:株主総会で配当が決まった場合に、利益の分配である配当金を受け取る権利
③残余財産分配請求権:企業が解散した場合、負債を返済した後に財産が余る場合に、持ち株数に応じて財産を受け取れる権利
この辺りは②を除き、個人投資家的目線からはあまり重要ではない知識かもしれません。
ちなみに私は以前の部署で自社の株主総会運営に携わっていましたが、株主総会では株主からどんな質問が出るか?もし議案に反対意見が出た場合はどう対応するか?等、総会開催3ヶ月ぐらい前からかなり気を遣って準備を進めていました(現実は、よほど大きな業績低迷、不正、トラブルなどが無い限り穏便に終わるのですが)。
※ちなみに③は権利としてはありますが、行使されるときはかなり損している可能性が高い状況ですね(上場企業であれば少なくとも株式としての価値は消滅しているのではないでしょうか)
株式の投資指標
5つの基本的な投資指標があります。苦手な人には響きを聞くだけでアレルギーがあるかもしれません。ただ、個別株投資をする上では最低限知っておいた方が良い指標と言われており、株投資系の書籍などでも取り上げられますし、Yahoo!ファイナンスなどで簡単に調べられる項目です。
PER(株価収益率)
現在の株価を、1株当たり純利益(EPS)で割った指標。利益に対しての株価の割安感を示す。
PBRが低いほど割安(利益を出している割に株価が安いということ)。15~20倍が平均水準。
PER(倍)=株価/1株当たり純利益(EPS)
PBR(株価純資産倍率)
現在の株価を1株当たり純資産で割った指標。ほぼ同上で、PBRが低いほど割安。1倍を切っている方が望ましいと言われることがあります。
PBR=株価/1株当たり純資産(BPS)
※PERもPBRも、そのときの株価・純利益・純資産を反映したもので、2年後3年後に同じPとは限らないですけどね
ROE(自己資本比率)
純利益を自己資本で割った指標。借金せずに自己資本のみで利益を上げられた程度を表すので、高いほ望ましい。
ROE(%)=純利益/自己資本×100
配当利回り
1株あたりの配当金を株価で割った指標。1年間で受けられる配当割合が分かる。配当利回りが高いほど、少ない投資で多くの配当が得られるので望ましい。但し、配当金は会社の業績によって増えたり(増配)、減ったり(減配)、出なかったりする。
配当利回り(%)=1株当たり配当金/株価×100
配当性向
配当金を純利益で割った指標。利益をどれだけ株主に還元したか知ることができる。
配当性向=配当金/純利益×100
なお、①~⑤は高いほど良い、低いほど良いなどの明確な考え方がありますが、単純に数値だけで判断せずに同業種内でどうか?同じ規模の他社でどうか?などを比較検討した方が良いとのことです(ただし、これをやりだすと非常に面倒で迷うのですが・・・)。
株式投資の基礎知識
売買ルール
①指値(さしね)注文:上限(下限)の値段を指定して行う注文
※「●●円で▲▲株を買いたい(売りたい)」
②成行(なりゆき):値段を指定せずに行う注文
※「いくらでも良いから●●株を買いたい(売りたい)」
指値注文より成行注文の方が優先して成立するらしいです(指値で注文しても買えない・売れない場合があるということですね)。ただ、一般的には初心者のうちは指値注文の方が安全と言われています。確かに「いくらでも良いから買う」というのは、普通の買い物ではあり得ない行動でしょう・・・。
★指値注文の成立:指値注文の場合は希望する価格の上限を指定します(「ここまでなら出せますよ」という金額を提示する)。同一銘柄の株に、複数の買い指値注文がある場合には、価格が高い注文から優先して成立します(指値金額が低いと買えないことがあるということ)。
★逆指値注文:「〇〇円以上になったら買う」「〇〇円以下になったら売る」といった、指定の価格以上で買いたい場合や、指定の価格以下で売りたい場合の注文方法です。(出典:松井証券HPより)
ちなみに私は指値注文・逆指値注文しかやったことがありません。ただ、実際に買おうと決めた株式を買うために、指値設定を変更して買っていたので成行注文でも良かったのかもしれませんが・・・(この買い方は本来良くないと思います)。
相場指標
日経平均株価
東証一部上場企業のうち225銘柄を選択した修正平均株価。銘柄入れ替えなど市場変動以外の要因を調整して指数値の連続性を保っている。
特徴としては、一部の株価の高い銘柄の影響を受けやすい(ファーストリテイリングや任天堂の株価の変動が影響する)
東証株価指数(TOPIX)
東証一部のすべての銘柄を対象とした加重平均した株価指数。
特徴としては時価総額の大きい企業の株価変動の影響を受けやすい(トヨタ、ソニーなど)。
※時価総額=株価×発行株式数
投資方法と株式の受け渡し
①株式累積投資:毎月一定額の株式を継続して購入する手法。ドル・コスト平均法(一定金額ずつ購入する投資手段)の効果を得ることができる。
②株式ミニ投資:単元株の10分の1単位で取引できる制度
※日本国内の企業は100株が単元株であることが多い(100株からしか購入できないということ)
通常、株式の売買代金は、売買成立の当日を1日目として3営業日目に決済を行う。※土日祝祭日は営業日に含まれない
おまけ(私が買っている株式銘柄)
FPの勉強を始める少し前から個別株式を購入しています。というよりも、投資や資産形成に興味を持ったためにFP3級を取得しようと思ったので逆ですが・・・。詳細(儲かっているか損しているか)は別の投稿で書きたいと思いますが、以下の4銘柄です。
あと、こういったブログの定番のコメントですがあくまでも私が買っている銘柄です。特におススメとか私の予想に根拠があるというものではありません。投資は自己責任となりますので悪しからずお願いします。
①JR九州
第3波のコロナ禍を受けてかなり株価が下がっていたこと、JR系の中では株価が安くて買いやすかったこと、地元九州の企業でありJR系の中でも特徴のある観光特急を走らせて話題になるなど特徴が分かりやすかったことなどがありました。比較的安定していそうなインフラ系企業且つ配当利回りも悪くなかったので、コロナ禍が終われば回復すると見込んでいます。
②大庄グループ
上記同様、コロナ禍で株価を下げており、少し上昇気配が見えたこと、JR九州以上に安く100株単位でも買いやすかったこと、近くの行きつけの「庄や」さんがあり株主優待券を活用できることなどがありました。こちらもJR九州同様に、コロナ禍が終われば回復すると見込んでいます。
③ファイザー
これは日本企業ではなく米国株です。高配当株として有名であり配当金が期待できること、世界2位の売り上げを誇る製薬メーカー・グローバル企業であること、3~5年ほど遡ってもかなり株価が安い状況にあったことがありました。コロナワクチン開発というトピックも後押ししてくれましたが、初めて米国株を買うというのはそれなりに勇気があり、安定していそな銘柄を選んでみたというのもあります。
④AT&T
こちらも米国株です。アメリカ最大手の電話会社を傘下に持つグループ会社(アメリカ版NTTみたいな?)で、こちらも高配当株式として有名な銘柄です。ここは、取り敢えず買ってみる、株式投資に慣れるということで、あまり調べずに購入しました。※上記のファイザーもそうですが、米国株は1株から買えるので買いやすいというのもありました。
さて、現状はどうなっているでしょうか・・・。それはまた別のブログで投稿します。
また、投資信託やETFなどにも投資しています。NISAも始めました。
そのあたりはFP資格勉強のアウトプットと合わせて(または別に)投稿したいと思います。
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